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株式投資の社会的意味 [株式基礎]

株がギャンブルではない!
ということについては自信を持って言えるのですが、
では株式投資とは何のためにするのだろう
ということについて、なかなか答えが出せませんでした。

もちろん、株式投資をするのは資産形成のためなのですが、
もう少し広くとらえて、株式投資が果たす社会的意味とは
何だろうと思ったわけです。
しょせんは金儲けのための手段?
例えば、働いてる人であれば、働いてお金を稼いで
自分の生活費にしたり、家族を養っているわけです。
そして、働くことにより会社に貢献し、
いい商品を世の中に出すことで社会の役に立っているわけです。

働いていない専業主婦も、経済学的に言えば「拡大再生産の場」
を作るために重要な役割をになっているわけです。
つまり、働いている旦那さんのために、家事をこなすことで
旦那さんが安心して働けるように仕事をしているわけです。

もちろん、すでに定年退職をされて、年金暮らしを
している方も同じです。

一生懸命働いた方が、仕事を辞めた後も安心して
暮らしていることは、現役で働いている人にとっては自分たちが
一生懸命働けば、仕事を辞めた後でも暮らしていけるという
安心感につながります。
とはいえ、この部分が今はかなり、疑問視されていますが。

さて、株式投資にはこういう社会的価値ってあるんでしょうか?

投資とはいえ、株を買ったところでその企業には
一銭も入りません。
IPOや増資でない限りでは。

そういう意味では、株を買おうが買うまいが企業には
何の関係ありません。
資金が必要であれば、銀行から借りればいいだけですし。

株をやって資産が増えれば、確かに個人的にはうれしいです。

資産が増えて、その分、何かを買えばそれを作っている会社や
売っている会社の利益にもなるでしょう。
でも、株式投資とはその程度のものなんでしょうか?
しょせんは金儲けのためでしかないんでしょうか?

そこで、僕が考えた株式投資の持つ社会的な意味というのは
いくつかあります。

小さなところから言えば、手数料です。
売買をすれば手数料が発生します。
その手数料が証券会社の収入になり、
ひいては証券取引所などの収入にもなります。
その手数料のおかげ暮らしている人や家族がいるわけです。

とはいえ、こんなことは他のどの商品でも同じですよね。

次に税金です。
手数料にも、買値より高い値段で売ったときにも
税金というのは発生します。
必ずしも、税金が正しい使われ方をしているとは思いませんけど、
社会の役に立つ使われ方をしているのも確かだと思います。

でも、これも働いていても物を買っても同じですよね。

やはり株式投資の持つ意味とは、 企業を助ける
これに尽きると思います。
たとえ、株を買ったところで直接、企業には一銭も
入らないとしてもです。

企業は株式公開をする前にも、株を売って資金を
集めることがあります。
このとき株を買うのは、ファンドであったり取引のある企業で
あったりと様々です。

取引の関係から自分たちの事業にとって
プラスになると判断して、株を買う企業もあると思いますが、
将来、上場したときに利益を得ることを目標にする
ファンドもあるわけです。

そのときに上場後に売ることができないとすれば投資を
ためらってしまうことにつながってしまいます。

もし、投資をためらってしまい、結果的に事業をすすめるのに
十分な資金を集めることができなかったとすれば、
本来出るはずであったいい商品が出なくなったり、
多くの雇用を生み出すはずだった企業が
いつまでも小さいままであったりと、なってしまいます。

新しい商品や、将来の大企業が初期の段階でその成長を
止められてしまうというのは、とても残念なことです。
順調に成長していけば、多くの人に職を与え、
その家族を養うことができるにもかかわらず、です。

そして、国際的に競争力の落ちた古い企業だけ残り、
新しい企業が出てこないことにより、
日本はどんどん衰退していってしまうことでしょう。

これはアメリカを見れば明らかです。
80年代、家電や自動車などで日本企業との競争に負けた
アメリカは衰退していきました。

ですが、新しい事業に投資をする投資家がいて、
新しい事業に投資をしていったアメリカはマイクロソフトや
インテルなどを産み出し、国際的な競争力を取り戻し、
多くの雇用を産み出していきました。

成長の初期の段階で企業が株などで直接、
資金を得るためには、たんに事業が有望だというだけでは
ダメなのです。
株を買ってくれた人(ファンドや企業など)に
メリットがなくては。

一生懸命、事業をがんばって利益を出して会社を成長させます。
そして、将来は上場をし、そのときには株価は今より
高くなっています、とメリットがなくてはいけないわけです。

そして、上場後に株を買うというのが個人ができる
株式投資というわけです。

裏を返せば、上場後に買ってくれる人がいないような
状況であれば、どんなに有望な企業であっても、
資金集めというのは難しくなってしまいます。

上場後にしっかりと買ってくれる存在があってこそなのです。

確かに、市場で株を取引したところでその企業には
一銭も入りません。
ですが、ちゃんと取引をしてやることで、これから多くの
社会的価値を産む企業が育っていく土壌ができることに
つながります。

これこそが、株式投資の社会的な意味だと思います。

将来、多くの人のためになる企業を
育てる助けをしているわけです。

株というのは決して、単なる金儲けのための手段では
ないと思います。
それ自体が、社会のためになるものだと思います。

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