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信用取引をわかりやすく [株式基礎]

株をはじめたばかりの方やこれから株を
はじめようという方にとって「信用取引」が何なのかは、
わかりづらいと思います。
「買い残」、「売り残」、「追証」

よくわからない言葉ばかりなので、
難しいと思われる方も多いと思います。

そこで、少し説明してみたいと思います。

信用取引とはどんな取引なんでしょう?
何が「信用」なんでしょう?

「信用取引」でどんなことができるかといえば、次の2つです。

1.自分の資金の約3倍の株が買える   (取引ができる) 2.下げ相場でも利益が得られる

投資には、リターンだけではなく、リスクは付き物です。
信用取引にも、もちろんリスクがあります。
安心してください。
しっかりと理解すれば、怪しい取引ではありませんから。

まず、ひとつめの自分の資金の約3倍の株が
買えるということからです。

なぜでしょう?
簡単に言ってしまえば、証券会社がお金を貸してくれるからです。

こんなことを思ったことはありませんか?

この株は絶対にこれから上がる。
だから、たくさん買いたいけど資金が少ない。
この程度の資金だと、株価が2倍、3倍になっても
○○万円しか増えない。
今の資金の3倍くらいお金があれば、
十分儲けることができるのに!

こういうときに信用取引とは威力を発揮します。
自分の資金の約3倍まで株を買えるのですから。

あるいは、100万円分の株を買って130万円で売ったとします。
30%増の結果です。
でも、30%増となる株なんて、そうそう見つけられません。
10%増がせいぜいです。

信用取引ならば、自己資金の100万円の約3倍まで
株が買えます。
つまり、300万円分買えるわけです。
そして、その株を10%上がったところ330万円で
売ったとします。
自己資金100万円に対して、30万円の利益ですから
30%増ですよね?

これがレバレッジ(てこの原理)と呼ばれるものです。

ふたつめの下げ相場で利益が得られるということに
興味を覚えた方も多いでしょう。

これは、証券会社からお金を借りるかわりに株を
借りることができるからです。

なぜ、株を借りると下げ相場から利益を得ることが
できるのでしょう?

もし、あなたがこの株は明らかに高すぎるから
すぐ値下がりするだろうとか、あまり景気がよくないから、
株価も下がっていくだろうと思ったとします。

そういうときに証券会社から株を借ります。
株を借りたらすぐ、売ってしまいます。
仮に100万円で売れたとします。

そうすると、100万円のお金が手に入りましたよね?
ところが、株は借りているものですから返さないといけません。
しばらくしたら、株は予想通り値下がりしています。
100万円で売った株が、50万円にまで値下がりしています。

そうしたら、50万円で株を買い戻して証券会社に株を返します。
すると、100万円で売った株を50万円で買い戻して、
返したのですから差し引きで50万円の利益となります。

これが、下げ相場でも利益が出る理由です。

もちろん、株を借りるときも証券会社には金利を払うわけです。

このひとつめの取引が、信用買いと言われるものです。

ふたつめの取引が、信用売りと言われるものです。

借りたものには返す期限があります。
6ヶ月です。
信用取引では6ヶ月たったら、借りていたお金か、
株を返さないといけません。
たとえ、そのときに思うように利益を出せずに損失を
抱えていたとしてもです。

ただ、最近はこの6ヶ月という期限のない「一般信用取引」
というものがあります。
「無期限信用取引」などとも呼ばれています。
対して、6ヶ月の期限があるものが、「制度信用取引」
などと呼ばれています。

ふたつの取引の違いは、期限の違いにもお金や株を
借りる金利も違ってきます。
ですので、期限と金利を考えて取引をすることが重要です。

ところで、証券会社はお客を「信用」してお金や株を貸します。

証券会社に信用してもらうために、担保としてお金を
信用取引用の口座に入れるのです。
この担保として入れたお金のことを委託保証金と呼びます。

これは、お金以外にも株でも可能です。
そのときは、80%の現金と同じ扱いをされます。
つまり、100万円分の株だったら、80万円の現金と
同じ扱いをされるということです。
もちろん、株価は日々変わっているので、
株を委託保証金とした場合、株価に合わせて、
毎日、評価額は変わっていきます。

そして、証券会社によって違いはあるのですが、
100万円分の取引をしたい場合は、
その30%の委託保証金、つまり30万円を入れれば取引が
可能となります。

この30%が委託保証金率と呼ばれるものです。
※30%は法律で決められた下限ですが、だいたい30~35%に設定しているようです。

ただ、この委託保証金というのは毎日、変わっていきます。
委託保証金として、お金以外にも株を使っている場合は、
株価が下がればその分、委託保証金も下がります。

また、信用取引を行って含み損がある場合は、
その分も委託保証金から引かれます。
つまり、証券会社から借りたお金が減るようなことはなく、
損が出た場合はすべて自分持ちとなります。当たり前ですが。

委託保証金が下がった場合に、0になるまで取引をさせて
もらえるわけではありません。
委託保証金維持率というものがあって、
スタートは委託保証金率が30%でもいいけど、
○○%を下回ったら、危険と証券会社は判断します。

そういうときには、このまま取引を続けたいなら追加で
お金を入れてくださいと催促されてしまいます。
これが、「追証」です。
”追”加で委託保”証”金を払えと要求されるわけです。

もし、お金を入れなかったら、証券会社に強制的に
信用取引で持っている株を売られるか(信用買いの場合)、
強制的に株を買い戻されてしまいます(信用売りの場合)。

ここが、信用取引の恐いところのひとつでもあります。

ただでさえ、自分の資金以上の取引をしているので
ハイリスク・ハイリターンになっているのですが、
もし、株価が自分の思うような動きをしなかった場合、
さらに資金が必要になってしまうのです。

もちろん、最終的に自分の思うような株価になってくれれば
回収できますが、そうでなければ、損失が増えてしまうわけです。

さて、信用取引をやらない方でも
「買い残」、「売り残」 というのを見たことがあると思います。

買い残とは、信用買いされている株数(残り)であり、
売り残とは、信用売りされている株数(残り)であります。

これがどういうことを意味しているのでしょうか?

信用買いされているということは、いつかは証券会社に
お金を払うために、その株を売らなくてはいけません。
買い残が多いということは、それだけ将来において、
その株を売らなくてはいけない人が多いということです。

売りが多いということは、株価の上昇はおさえられてしまいます。
ただし、逆に言えば、これから株価が上がると
思っている人が多いと言うこともできます。
株価が上がると思っているから、信用買いをしているのです。

そして、売り残は逆に株を売ってしまっているので、
証券会社に株を返すためにいつか、
買い戻さなくてはいけない株があるということです。
これは、将来的にそれだけ株を買ってくれる需要が
あるということになります。

ただ、もちろんこれもこれから株価が下がると
思っている人がいるからこそ、信用売りがされているのですが。

よく、買い残は売り圧力、売り残は買い圧力として扱われます。

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